遺産相続

 現在、妻の遺産相続手続きを進めています。金額的に税務申告が必要ですが、申告の期限は妻の死亡から10カ月以内の、4月18日です。この期限をを過ぎても違法ではないそうですが、優遇措置が使えなくて、税金がかなり高くなるそうです。ただし、税務申告以後の相続や、税務申告が不要の相続だけなら、何年かかって相続しても良いようです。


≪税務申告≫

 手続きは、FPC(フィナンシャル・プラン・コンサルティング)の方の指導で進めていますが、教わって初めて分かった事は、税務申告の税額等は死亡期日の資産を大元に計算されますが、税務署はそれ以前の資産の動きチェックして、贈与が有れば贈与税を支払ったったかどうか(1人の人が、1年間に110万円を超えた贈与を受けると、超えた金額に贈与税がかかります)、を調べる事があるそうです。

もしも贈与税を支払っていない場合は、遺産相続の税務申告時に、相続金額に上乗せして申告すれば良いようです。これを忘れて上乗せ申告しなければ、最悪、贈与として高い税金を請求されるそうです。

今回、FPCの指導で、金融機関に死亡期日の残高明細と共に、死亡期日迄の5年間(通常は3年間ですが念のため5年間にしています)の取引履歴を請求しています。ただし、銀行の通帳に合算行が無くて、5年間の取引履歴が全て記帳されている時は、通帳だけでOKで、取引履歴は不要だそうです。

遺産相続に関しては、まず、相続税がかかるのか、かからないのかを知っておく事が重要です。
財産を相続したとき|税について調べる|国税庁

相続税の申告漏れには時効があり、善意の時は5年で、悪意の時は7年ですが、7年目の時効前に呼び出されると、とんでもない金額を課税されるようです。
相続税には時効がある!?申告しないと後が怖い追徴課税 大阪相続あんしん相談センター

私は当初、資産をごまかして、申告をしないでおこうと考えていたのですが、そんな事をすると、7年間は夜もぐっすり寝れない気がして来て、真面目に税務申告をする事にしました。


≪死亡以後のお金の移動≫

 それと、今回初めて知った事は、死亡届を役所に提出しただけでは、金融資産は凍結されないという事です。私の場合は、妻がキャッシュカードの暗証番号などを、私の為に書き残してくれていたので、銀行から自由に金を引き出していました。

しかし逆に、多額の金額を引き出したので、税務申告でどうすれば良いのか悩んでいましたが、税務申告は死亡当日の資産が主な対象なので、それ以降の金額移動は、財務申告に必要な項目(入院費・葬儀費用等)について、明確になっていれば良い訳です。

極端な話、、私の場合は、息子に相続させると決まった金額が残っていて、その金額を渡せるならば、それ以外のお金は私が使っていても問題はありません。

ただし、相続資産は、死亡当日の資産を中心に算出しますが、それ以後に支払った入院費や葬儀費用などは、相続資産から差し引き出来ますので、きっちり領収書を残しておく必要があります。


≪電気・ガス・水道料金など≫

 電気・ガス・水道料金などを、銀行口座から引落している時は、各金融機関に相続の手続きを開始すると、口座が凍結されますが、まず、各社から未払いの通知が来るそうです。その通知が来てから手続きをすれば良いので、いきなり電気・ガス・水道をストップする事はないそうです。


≪参考 預金口座の凍結≫

 私の場合は、私名義の銀行口座にそれなりの預金もあったので、特に困った事はありませんでしたが、主婦の方はご主人が亡くなると、ご主人の口座の暗証番号などが分からないと、葬儀費用など多額の出費に困るかもしれません。
 
 ちなみに、銀行では、暗証番号は絶対に教えてくれませんので、主人が死亡した事を言う必要が出てきます。そうすると銀行はその口座を凍結します。そして、その口座からお金を引き出すには、被相続人(ご主人)の戸籍謄本(全部事項証明書)や、法定相続人全員の実印を押した委任状や、印鑑証明などが必要になります。

妻の知人は、ご主人が郵便局に局長として勤務していた為、即時に金融機関に連絡が回って預金が凍結されて困ったそうです。こんな例は少ないと思いますが、預金口座は、金融機関に通知しなくても凍結される場合があるので要注意です。

こんな不安を避けるのに最も都合が良いのは、夫に生命保険に入って貰って、受取り人を妻にする事のようです。数百万円でも、未払いの入院費の支払いや葬儀費用には困らないと思います。

この他に、遺言書で、遺産相続の執行人として、妻を指名しておく方法も有るようですが、生命保険の方が速くて簡単なように思います。

もっとも、妻の口座に、それなりの預金があれば問題はありません。


≪遺言公正証書≫

 私の妻の場合は、遺言も無く、息子2人もおとなしい性格なので資産相続に関しても、もめごとはありません。しかし、妻の母(私にとっては義母)が昨年の12月に亡くなったのですが、その遺産相続は、かなり不愉快な問題が起きています。

と言うのは、義母には2人の息子と1人娘(私の妻、6月に死亡)の子供がいますが、長男(私にとっては義兄)の金欲が強く、7月に、義母が入所している介護老人保健施設で、他の相続人には隠して「遺言公正証書」を作成していました。

私の妻は5月に入院しましたが、それまでは義母の面倒を一番よく見ていました。その妻が6月に亡くなった翌月の7月に、長男が「遺言公正証書」を作った訳で、抜け目のないやり方です。

遺産額は税務申告をする必要のない額ですが、約1千万円を、自分の息子(義母から見ると孫)に相続させる内容です。こうしておけば、残りの遺産は3人の子供で均等に分割しますので、自分も他の2人と同じように貰えるので、上手く考えたものです。


≪認知症状が有っても、遺言公正証書は作成可能≫

 ところで、「遺言公正証書」を作成した頃の義母の状態ですが、年齢が102歳で、それ以前からかなり認知症が進んでいました。4時頃に訪問して、3時のおやつに何が出たのか聞いても覚えていないし、1カ月も訪問しなければ孫が来ても、「あんたはだれや」という状態でした。

驚くのは、そんな状態でも「遺言公正証書」が作成できるという事実です。私はその場に立ち会っていないので、確かな事は言えませんが、事前に下書きを用意しておいて、当日読み上げた時に、本人がその内容に同意する意思表示が出来れば、それで成立するのではないかと思います。

そう言えば、認知症の人でもアルツハイマー症の人でも、記憶があいまいなだけで、意思表示は普通に出来るのが一般的ですね。文字が書けなくても、記憶があいまいでも、意思表示が出来れば「遺言公正証書」が作成できると考えた方が良いようです。

春日部公証役場の「遺言公正証書の作成の手順など」 案内です。
遺言公正証書


≪個人的には同情しています≫

 妻と、この長男とは犬猿の仲で、長男から電話がかかると必ずお金の話で、電話の後に妻が怒るので、何時も私がなだめたり仲裁したりしていましたが、私から見るとこの長男も気の毒な人です。

若い頃は証券会社に勤務していて、バブルの頃はかなり儲けたようですが、その後の不況で損失がかさんで、金策に追われていたようです。今は一人でパソコンに向かって、相変わらず儲けの無い株取引をしているようで、周囲の人から何度も株取引を止めろと言われていても、止められないようです。

それと、息子は精神的な障害があって働く事が出来ないので、奥さんが息子の将来の為にお金を積み立てているそうで、今回の「遺言公正証書」の事は、そのまま認めてあげようと思っています。

亡き妻の言い分は、息子の面倒を親が観るのは当然で、家計に余裕が無いのは自業自得と言っていましたが、原因はともかく、現実に金に困っているのなら、親の財産を多い目にあげるぐらいは、しても良いと考えています。

ただし、お付き合いをしたい性格の人ではないので、今後は、出来るだけ関わらないようにしたいと考えています。


≪贈与税の申告漏れが発覚すると怖い≫

 今日(2月4日)、職場で小耳にはさんだ話ですが、小学校の図書室に納品している本屋さんが、来期から指名業者を外されて取引できなくなったそうです。詳しい事情は聞いていませんが、親が亡くなった後に、贈与税の申告をしていなかった事が発覚して、それが原因で役場から学校へ、指名業者から外す指示が来たそうです。

話は、私の妻の遺産相続の事に代わりますが、妻は亡くなる3年前に、息子の名義で、農協に500万円の出資をしています。相続手続きを指導してもらっているFPCによると、この扱いを間違えると大変な事になるそうです。

まず、3年以内だから、遺産相続の金額に含める事が出来るので、軽い税金ですむが、3年以上前なら遺産相続の金額に含める事が出来なくて、贈与として申請しなければならないそうです。

恐ろしい事に、その時から3年以上も経過しているので、延滞金などで、今回の相続税よりも高い税金を納めなければならないそうです。

具体的に、今回の遺産相続額は、以前に税務申告が必要な額(4,800万円以上)と書きましたが、その遺産相続額よりも、贈与申告をしなくて、3年以上経過してから発覚した500万円の贈与の方が、税金が高くなるという、怖い話ですね。無税で贈与出来る金額は、贈与を受ける人が、1人当り、1年間に110万円迄です。

ただし、ある条件を満たさないと、無税では済まなくなる事が有るそうなので、注意が必要なようです。
 ③生前贈与の注意点(贈与税の税金対策)


≪宣伝する訳ではありませんが≫

 私の場合は、地元で大手の葬儀社(八光殿)のチラシに、遺産相続の手続きを相談できる案内があったので、そこに電話をして今のFPCの人に指導してもらっています。或る程度資料がまとまって来ると、次は税理士が控えているので、税務手続きは税理士がしてくれます。

二段構えなので、費用は余分にかかると思いますが、FPCの人は私の自宅に訪問してくれるので、非常に重宝しています。役所や銀行に請求する資料の請求方法を細かく教えてくれたり、提出書類の下書きまでしてくれたり、手取り足とり教えてくれます。おそらく、落ち度があると、後に控えている税理士に叱られるからでしょう。

その税理士にしても、落ち度が有ると、紹介して貰っている大元の八光殿に苦情が行くので、それなりに真剣にしてくれると思います。ちなみに、その税理士は税務署に勤務していた人だそうで、その人が納得できる申告書なら、税務署も素直に承認するだろうという事です。

大元の八光殿にしても、いい加減な税理士を紹介したりすると、自分の会社の信用を落としますから、信用できる税理士を選んでいると思います。

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